近年、各事業体においては技術者の高齢化・減少化が進んでおり、大規模な建設プロジェクトの発注計画や契約管理、施工管理等への対応が困難であることが多くなっています。

これに対応すべく、発注者及び受注者が行ってきた発注計画・作業、施工管理、品質管理などの一部を別な主体に行わせる契約方式（CM方式）を採用し、これらを統合的にマネジメントするCMRへの期待が高まっています。

CMRは、技術的な中立性を保ちつつ発注者の側に立って、設計・発注・施工の各段階において、設計の検討や工事発注方式の検討、工程管理、品質管理、コスト管理など各種マネジメント業務を行います。

限られた時間、財政、人員等制約のある中で、業務経験を活かし建設プロジェクトの推進を図ります。